手荒れは別名「主婦湿疹」とも言われています。もともとアトピー性皮膚炎などの手荒れになりやすい体質、外部からの刺激に弱い方が 多いといわれています。その体質に、水仕事、紙や段ボールを触ったりする仕事、あと最近目立つのがパソコンの作業の刺激が加わって手荒れが発生します。
通常は強めの副腎皮質ホルモンの外用薬を塗って治してゆきます。ひび割れには、外用剤とともに皮膚の保湿の役割となるフィルムを貼って治療していきます。
- ・外用剤は、1日に2~3回は塗りましょう。
- ・水仕事の際は、ゴム手袋をして刺激から手を守ることが必要ですが、ゴム自体による刺激もありえるので、薄手の綿手袋をして、さらにゴム手 袋を重ねて着用するとよいです。
- ・職業性手荒れの方は、お仕事が今後もずっと続けられるように医師とハンドケアについてよく相談しましょう。